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世界的なファッションモデルがエースコンバットファン!?
河野ブランドディレクターが対談!エースコンバットシリーズの魅力を語り合う。

 PlayStation®4版/Xbox One版の発売日を前日に控える、2019年1月16日にバンダイナムコエンターテインメント未来研究所にてエースコンバットシリーズのブランドディレクターを務める河野一聡(以下、河野BD)とニューヨーク在住でファッションモデルのOmbeline Le-Mire Cahnさん(以下、Ombelineさん)との対談が行われた。
Ombelineさんはシリーズの大ファンで、エースコンバットの海外コミュニティにも参加されているとのこと。
エースコンバットシリーズの魅力について、語り合っていただきます。


左:河野ブランドディレクター
右:ファン代表:Ombeline Le-Mire Cahnさん

── 今回の対談に至った経緯は?

河野BD:エースコンバットのブランドディレクターの仕事をしていると、世界中から毎日色んなメッセージをいただくんですね。ファンアートだったりメッセージだったり。それがすごい数で。なるべく全部目を通して読むようにしているのですが、あまりに多くて中にはタイミングを失うものもあります。そんな中、もうエースコンバットの発売を間近にした昨年のくれでしょうか。お世話になった上司から「すごく熱烈なエースコンバットのファンがいて、ちょっと話を聞いてあげてほしい」という依頼がありました。普段ですと「承知しました。考えておきますね。」でそのまま流れてしまうことも多いのですが、ブランドディレクターとしてファンの皆様とのかかわり方を変えて行かなきゃいけないと、ちょうど考えているところだったので、すごく熱烈なファンと直接会ってみるのもいいんじゃないか、と思ったのがきっかけです。実際に間に入ってくれた人たちと話をすると、エースコンバットを本当に好きで、ファンアートを描いて、大学まで行ってアートを勉強して、エースコンバットをテーマに卒業制作を作ったっていう方で、本当にエースコンバットが人生を変えたっていう話を聞いていたんですね。じゃあそれくらい熱意がある海外のファンの方と直接お会いしてその熱意を僕が直接肌で感じて、(自分の中で課題としている)今後のファンとのかかわり方やファンコミュニケーションというものを、変えていくための何か答えがあるのじゃないかと思ってお引き受けしたのです。
ただひとつ誤算だったのが・・二年くらい前にもらったファンアートの一つを描いていたのがご本人で、ぼくがずっとひとこと「サンキュー」のみでその後、見落としていたメッセージだったみたいで・・。今回お会いしてその以前にもらっていたファンアートを描いたのが彼女だと知りました。彼女のプロフィールを見るとやたらとファッションショーなどの写真が上がっていて、なんかなりすましのスパムの人かな?なんて思っていました。でも実は本物の、ニューヨークのファッションモデルだということが今回わかりました。なので、今回熱烈なエースコンバットのファンとして対談するんですけれども、実は彼女はエースコンバットに影響されたスーパーモデル、ということになります。(笑)ちょっと謎の肩書の人です。

── 本当にエースコンバットが好きで、色んなご縁があって実現した対談ということになります。実際どれだけOmbelineさんがエースコンバットファンであるかを聞いていきたいと思いますが、エースコンバットを知ったきっかけ、好きになったきっかけはなんだったのでしょうか。

Ombelineさん:エースコンバットと出会ったのは13歳の時でした。学校の親友が夏休みを私の家族のフランスの別荘で一緒に過ごすために遊びに来ていて、その時にPSP®とエースコンバットX(Skies of Deception)を持ってきました。彼女はこのゲームやり方がよくわからないし、私が戦闘機を好きなことも知っていたので「これあなたにあげるからやってみなよ」と言ってエースコンバットXを私にくれて、それが初めての出会いでした。

── エースコンバットシリーズはどの作品を遊ばれていますでしょうか。

Ombelineさん:大体のものは遊んだことはあります。ですがPlayStation®2(以下、PS2®)のトリロジー(ファンの間では04,5,ZEROをトリロジーと呼んでいる。)はPS2®を持っていなかったので実際に遊んだことはないんです。実際に何度も大好きでプレイしてやりこんでいる作品は、Skies of Deception、Joint Assault、Assault Horizonの3つなのですが、すべての作品のプレイ動画やビデオはすべて見ています。

河野BD:PS2®のシリーズの頃は生まれてないんじゃないかな?
Ombelineさん:PS2®の時私ははまだ少し幼かったと思います。PS2®自体のことは子供の頃で、知ってはいたのですが、両親はまだはやいんじゃないかと買ってくれてはいなかったです。なのでPSP®を初めて買ってもらったのが確か12歳の頃だったと思います。

── エースコンバットシリーズのどんな部分が好きなのかお聞かせください。

Ombelineさん:リアルな世界観と架空(フィクション)の世界の美しさのミックス、交わった独特の世界観そのものが魅力だと思っています。近未来的でありながら未来過ぎない、モダンでもある世界観がとても魅力的だと感じています。戦闘機もモダンなのですが、近未来的でファルケンやフェンリアなどがカッコよくて最高だと思います。それから、もちろんストーリーがどれも本当に素晴らしいです。そして音楽も私にとっては絶対に魅力の大きな要因だと思っています。

河野BD:Strangerealの世界観?

Ombelineさん:そう、Strangereal。発音は合ってますか?私たちファンの間ではエースコンバットInfinityの世界のことはRealstrangeと呼んでいます。Infinityの設定はリアルワールドなので、フォーラムやコミュニティ内でエースコンバットの話をするときは、ストレンジリアルとリアルストレンジという言葉が使われるんですよ。リアルストレンジはInfinityのことです。色々な世界を表現するコード(暗号)みたいなものがファンの間には存在しています。

河野BD:それは僕も知らなかった(笑)

── 河野BDに向けてACECOMBATシリーズの中でもどんな場面や音楽が好きなのか、お伝えいただけますか?

Ombelineさん:ああ、それは・・何時間でも話せそうです。エースコンバットXでいうと、ラストミッションの最後でオーレリアを解放する、グリフィス1のエースパイロットとしてプレイしているときにまずフェンリア2機を撃墜しているとレサスの奴らが「何をするんだモンスターか、誰なんだ!」みたいなことを言って騒いでいるところに、その時に「You can take them, they are only humans」(グリフィス1落として構わない、ただの人間だ)というセリフがあるのですが、それがたまらないです。それからエースコンバット6の“Go dance with the angels”という「天使とダンスしよう」というセリフがあるのですがそれはもちろんお気に入りの一つです。

河野BD:グリフィス1のエンブレムって僕が手で描いているんですよ。

Ombelineさん:本当に?あなたが描いたんですか?グリフィス1のエンブレムは私のお気に入りなんですよ!

河野BD:彼女は本当にXが好きで学校でも遊んでいたとか?

Ombelineさん:そうなんです。初めてエースコンバットに出逢った夏休みからずっとハマって遊んでいたのですが、そのあともずっとXを遊び続けていました。夏休みが終わった後も学校へ行く時も帰る時もずっとやっていて、ドイツ語のクラスの間は教室の一番後ろに座って学校鞄を置いてその陰に隠れてずっとPSP®でXをあそんでいました。先生にみつかって急に「ドイツ語でいってみなさい!」当てられたりして、「ヤーこれはイイデスネ」とごまかすような時もありました。

河野BD:彼女から聞いて面白かったのが、個人的な儀式があるらしいんだけど。

Ombelineさん:そうなんです。毎夏、8月になると・・エースコンバットに最初に出逢った思い出の8月になると必ずSkies of Deceptionをあそびます。そして毎年クリスマスには、クリスマスプレゼントとして初めてもらったので、Joint Assaultを必ず遊びます。そして春には必ずPC版のAssault Horizonをあそぶというのを個人的な儀式として必ずやるようにしています。

河野BD:多分僕よりたくさんやってるかもしれない。笑

Ombelineさん:その可能性はありますね!

── 河野BDも美術大学出身で、Ombelineさんも大学でイラストレーション専攻だったということで、実際に描いたファンアートを今日持ってきていただいているのでそれを一緒に見ながらお話できればと思います。





Ombelineさん:この7と描いた絵はGamescomのトレーラーを見たときに描いたものです。本当にハマっていたので思わず描いたものです。この頃、Gamescomトレーラーは少なく見積もっても1日5回はずっと見てましたね。

河野BD:実際、僕ツイッター上で見かけたことがあります、この画。

Ombelineさん:私のフェイスブックからLighthouseでリポストされていたので見てもらってたんですね!

河野BD:でもこの画を描いたのが彼女だってことは全然しらなくて。

Ombelineさん:知らなかったんですね!たぶんタグ付はされていたと思うんですけどツイッターのハンドルネームと違ったからわからなかったのかも!



Ombelineさん:この女の人の画はPSX2015のトレーラー映像が投下された後に描いたものです。



Ombelineさん:このACE COMBAT 7の画は当時直接河野さんにSNSで送ったんですけど。かなり前に描いたもので7の発表なんか全然されていない頃に想像して描いたものです。この画にはStrangerealと現実世界の間に色んな機体が飛んでいるというアイディアで描いたものです。実際に見せられて当時の夢がかないましたね。

河野BD:この画を見てエースコンバット7を作ったんですよ(笑)

Ombelineさん:爆笑



Ombelineさん:このアートはPSXのトレーラーから半年くらい経った2016年の6月に私が描いてFacebookで河野さんに送ったフランカーの画です。なんか作品のヒントになるような情報をくれないかなあ~と願って送りました。

河野BD:この画をもらったのに2年半くらい全然お返事をしなかったんですよね。

Ombelineさん:覚えてないですけど、確か「アートをありがとう」って多分返してくださった印象はありますよ。
河野BD:あ、じゃあよかった。今回彼女がこの画を描いた人ですよ、と言われて、ああこの画、ほんとだ!ってつながった1枚ですね。

Ombelineさん:この1枚がコネクションとなって今回私の夢が現実になりました。



Ombelineさん:アニメーションをつけるのが難しかったのがこの迷彩飛行機ですね。これも大学の課題のひとつでした。



Ombelineさん:これはA2という大学に入る前の試験の時に提出した作品です。
河野BD:課題でずっと戦闘機を描いてるんだね。笑
Ombelineさん:私のタブレットに入ってる画はすべて戦闘機の画ですね



Ombelineさん:これは結構前に描いた古い画ですがやはり試験に提出したファイナル作品です



Ombelineさん:これはマルコフですね。Assault Horizonをやった後に描きました。



Ombelineさん:これが一番最近描いた作品です。(最後に紹介されたもの)

河野BD:こんなにたくさんファンアートを描いてくれる気持ちってどんな気持ちなの?

Ombelineさん:正直、コミュニティに参加する気持ち、コミュニティ活動のひとつとしてやっているような感じが一番かなと思います。エースコンバットのコミュニティ内の仲間でも世界観が好きでファンアートを描いている人も多いのでその影響もありますし実際共有される作品からインスパイヤーされます。
ファンアートを描く中で自分の画を描く技術も上がりますし、自分の作品集、ポートフォリオも拡充されていったりもしますし、自分の進みたいプロフェッショナルなキャリアにもきっと役立っていくとも思っています。

河野BD:最初はそのコミュニティに受け入れられるのに苦労もしたんですよね?

Ombelineさん:(なりすましとかもあるので)初めはアイコンを見て女のふりしてるけど本当は女じゃないんだろう、他の女の子のプロフィール写真を盗んだだけだろうとかそんなところからいじられて、根ほり葉ほり試されたりテストされたりしましたね。エースコンバットファンはハードコアなので、本当にゲームのことがわかってるのかどんなことを知っているのか質問攻めにあいました。どの戦闘機が好きなんだ?と聞かれてF22だと答えると、その答えは単純だ、素人はみんなF22が好きだとか言ってくるんです。俺の好きなのはミグ29だとか、スホーイ37だとか言ってくるので私はSu-47 Berkutが好きだけど、とか返すと「お、わかってるじゃないか」みたいな感じになってだんだんコミュニティのハードコアな仲間たちがこの子は本物だぞと気づいてくれて、受け入れてくれるようになりました。今ではみんな私をちゃんと認識してOrca、またはOrca Girlとして仲間と認めてくれるようになりました。

河野BD:エースコンバット7のキャラクターが発表された時、「あのモデルはOrcaじゃないのか?」とコミュニティがざわついたんですよね?

Ombelineさん:そうなんです。何かが投下されると飛びついて隅々まで分析するのが好きなエースコンバットコミュニティです。なのでGamescomトレーラーが出たときに女の子の横顔のおスクリーンショットを撮ったファンが、「これOrcaじゃない?!」と言ってきたのですが、私は知らないので「しらない・・」としか言いようがなかったんですが。

河野BD:確かに今見てる横顔は少し似てるかもしれない

Ombelineさん:似てますか?眉毛が結構しっかりしてるからかな?笑

── コミュニティの中で評判の高いPVなどはありますか?



Ombelineさん:Gamescomで出されたPVが一番人気があります。映像の中にアクションもありますし、ストーリーラインがわかる部分もあるので。みんな音楽が素晴らしいと言っています。特に後半部分の音楽はとても評判が高いです。

河野BD:エースコンバットらしいトレーラーですよね
Ombelineさん:そう思います。

河野BD:あれもすごく苦労して作ったんです。

Ombelineさん:本当に大好きです。あのトレーラーでがっかりする要素は一つもなかったです。エースコンバットそのものでした。

河野BD:コミュニティは盛り上がりましたか?

Ombelineさん:私はもう興奮して「みんなーーこれ見て!!」と騒ぎまくってましたが、コミュニティは暗号を探して即分析していましたね。プリンセスコゼットの書き込みもたくさんありました。

河野BD:ACE COMBAT 7はPSXでサプライズ発表をしたのですがその時のコミュニティの反応はどうでしたか?

Ombelineさん:あの時は本当にすごかったです。ファンの一人がエースコンバットインフィニティの最後のミッションの最後のクレジット部分に暗号を見つけたらしく、そこには「PSX7」みたいな暗号メッセージがあったというのです。で、そのファンがコミュニティのフォーラムに「みんな、ACE COMBAT 7が出るぞ、きっとPSXで発表される」と書き込んだのですが、「またまたそんな」「どうせガセネタでしょ」などなど信じたり信じなかったりの反応でした。

河野BD:それ僕のメッセージですね。なんかそんな風に匂わせるようなメッセージを書いた覚えがあります。

Ombelineさん:そう、私はその時にコミュニティのメンバー60人くらいとグループチャットをしてたんですが、「みんな!これ本当かもしれないじゃない、みんなで見てみようよ」と呼びかけたんです。それでみんな会話をしたままみんなでそれぞれにPSXのステージ配信を見てたんですが、全部PV流し終わった時にエースコンバットは入ってなかったのでがっかりしていたら、壇上の人が「最後に僕の大好きなゲームを紹介します。僕はファルケンが大好きでした。」といった時にコミュニティの全員がでぎゃーーーーと大騒ぎになったんです。実際にトレーラーが流れるとPSXの会場のファンの叫びも配信から聞こえましたが同時にコミュニティ上でも声の叫びや文字「のああああああああああああああああああああ!」という叫びが飛び交って、忘れられない盛り上がりでした。
もちろんその映像が流れた後もパニックは続き、スクリーンショットや録音の解析が始まり、しばらくクレイジーな大騒ぎだったのを覚えています。

河野BD:本当にコミュニティの話を聞くと嬉しいですね。

Ombelineさん:しばらく新作のニュースがない時に、誰か少しネガティブな人が希望を失って、もうエースコンバットは、でないんじゃないかみたいなことを言い出してもコミュニティで活動するファンはみんなそういう人たちを鼓舞して「何を言ってるの、ACE COMBAT 7はあるよ!」と励ましお互いを盛り上げていました。エースコンバットファンはアクティブで、クリエイティブで行動力があるので、自作の発表を待つ間にも空いている時間を埋めるようにファンアートを描いてアップしたり、Patch(エンブレム)を作ったり、想像でお話、ストーリーを書いたり、日本語の本を翻訳したり、色んなことをしながらACE COMBAT 7を待ち望んでいました。プロジェクト・NEMOというプロジェクトがあって、日本語のエースコンバット3エレクトロスフィアを英語圏の人たちも全部理解できるようにとファンが作り上げているものでした。

河野BD:3の海外版は日本語のストーリーシーンをカットして出していたのでその部分をまた翻訳してつけてくれてたんですね。笑

Ombelineさん:なのでコミュニティは本当に心待ちにして7を楽しみに待っていました。

河野BD:なんかそういうのを聞くと本当に7出してよかったって思いますね。

Ombelineさん:私たちも本当に良かったって思っています!(笑)本当に本当に喜んでいます。

── 折角お越し頂きましたので、実際にエースコンバット7をプレイしてもらえればと思います。



河野BD:そうだよね、もともとは発売イベントに来たいということで東京にきてるんだもんね。
Ombelineさん:遊びたいですがストーリーの部分は見たくないんです。見せないで!
※対談は発売前日の1月16日に行われました。
※ゲームプレイはOmbelineさんがミッションをプレイ。ネタバレが嫌なので音声は日本語でプレイされていました。




河野BD:機関砲も普通に使えて、敵機がどこにいるのかカメラで見まわしていて本当にうまいので教えることが何もない。笑 本気のファンだから。



Ombelineさん:本当に最高!すごく楽しかった!

── ミッションの途中までプレイいただきましたが、いかがでしたか?

Ombelineさん:やっぱりグラフィックがすごく素晴らしいし、色使いが素晴らしいと感じました。アーティストなので色彩にすごく注目してしまうんですが、とても未来的な感覚に誘われるバイブスを感じました。ゲームプレイも音楽も、ワオ、言うことないです。

河野BD:楽しかった?

Ombelineさん:もちろん!楽しかった!もっとやりたいよ!!!笑

河野BD:時間の関係もあるからね。笑

── 河野さんはOmbelineさんのプレイいかがでしたか?

河野BD:いや、もう教えることがなくて。笑 機関砲を使っているのがもう僕よりうまいかもしれない。

Ombelineさん:でもStandardでプレイしたから。エキスパートでやってないからな。

河野BD:エキスパートでちゃんとやらないとコミュニティでは馬鹿にされちゃうって彼女気にしてるんですよね。
Ombelineさん:本当のリアルな感じはエキスパートでやらないとわからないと思うから。

河野BD:コミュニティでそんなルールは作った覚えないんだけど。笑

Ombelineさん:PSP®だと少し操作が簡単になっているから、コミュニティのみんなには、「Orca、エキスパートで遊ばないと絶対だめだよ」って言われます。

── では最後に。Ombelineさんが今後エースコンバットに期待することをせっかくなのでコミュニティを代表して河野BDに要望などを直接伝えてください。

Ombelineさん:もちろんです。シンプルに今後もずっとエースコンバットシリーズを作り続けてくださいということですね。どんどんエースコンバットファンを増やしたいですし、PS4®ユーザーは多いのでPS4®で出るのはすごく良いことだと思っています。ファンコミュニティを代表してということであればエースコンバットトリロジー(ファンの間では04,5,ZEROの3作を指す言葉)のHDリメイクって言ってる人は多いと思うのでファンの要望を聞くとたぶんそれは挙がると思います。

河野BD:トリロジーをリメイクしろって言われてるよね?下元、聞こえた?笑

Ombelineさん:たぶん河野さんはいっつもSNSとかでもそれ言われていると思いますが。笑

河野BD:続けてくださいのところだけ聞こえたことにしよう。笑 トリロジーの部分はしっかりとプロデューサーの下元が受け取りました。笑 トリロジーのことは本当に世界中のどこに行っても言われます。

Ombelineさん:私も個人的に昔の作品のリメイクが出たらいいなって思いますしファンが増えてほしいのでトリロジーも良いと思っていますが、やはり新しいものを作り続けることで、新しいファンも増えていくと思うので、とにかく新しい作品にずっと期待しています。

河野BD:要約するといっぱい働けってことかな。笑

Ombelineさん:よかったら私手伝います!喜んでお手伝いします!!

河野BD:でも本当にパイロットになったら乗せてくださいよ。

Ombelineさん:もちろん、喜んでご招待します!

── 最後に河野BDから、Ombelineさんやエースコンバットファンに向けて一言お願いします。

河野BD:同じ話になっちゃいますが、ACE COMBAT 7を出します、ファンの皆さんの為に出しています。昔と違って作品を出してそれで終わりというわけではなく、いかにファンのコミュニティのみなさんとエースコンバットという未来を作っていくものかっていうのが今の時代に合ったゲームソフトの制作だと思っています。なので今回ファンの方の熱意を目の当たりにして、やっぱり頑張らないといけないと思ったし、ファンとエースコンバットを作っていくという新しい関係は間違いじゃないなっていう答えをもらいました。
ありがとう。

Ombelineさん:Thank you!