本作は、『ACE COMBAT 04 shattered skies』、『ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR』を手掛け、映画『この世界の片隅に』で日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した、片渕須直氏が脚本を担当。「有人機と無人機」や「エルジアとオーシア」といったテーマを片渕氏独自の観点で掘り下げ、登場人物の内面まで描いている。世界的に高い評価を得た「ストレンジリアル」とよばれるシリーズ共通の架空世界を舞台にした、片渕氏ならではのドラマ性に満ちた物語である。
舞台は『第二次大陸戦争』が勃発した2019年のユージア大陸。
プレイヤーはオーシア国防空軍。対する敵軍は、エルジア王国(旧エルジア共和国)
舞台は『第二次大陸戦争』が勃発した
2019年のユージア大陸。
プレイヤーはオーシア国防空軍。
対する敵軍は、エルジア王国
(旧エルジア共和国)
ユージア大陸では、大国オーシア連邦とエルジア王国との間で緊張が高まりつつあった。
2019年、オーシア国内で無人機を使用したテロが勃発。その同刻、エルジアはオーシアとユージア諸国の共同開発で進めていた宇宙太陽発電の基盤となる『軌道エレベーター』及び周辺施設を占拠。オーシアの行き過ぎた干渉と利害独占に反旗を翻し、エルジアは宣戦を布告した。
強大な軍事力を持つオーシア軍に対し、エルジアは無数の攻撃無人機で対抗。瞬く間にオーシアの勢力は、ユージア大陸の東沿岸部へ追いやられてしまう。市街地に影響を与えないエルジアのクリーンな戦争に対し、オーシア軍は誤爆を繰り返す。エルジア王女は放送でオーシアの行動を批判、世論はエルジア側に傾いていく。
―戦場では無人機が台頭し、有人機の落日が近づいている―
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軌道エレベーター
- オーシア政府は同盟国に対し、主要な被災地であるユージア大陸にて恒久的かつ公平なエネルギー資源の供給を図る為、共同で赤道上の諸島に軌道エレベーター施設を建設するべく働きかけを行った。
静止軌道上に建設した太陽光発電施設からマイクロ波経由で各国に電力供給を行い、ガスや石油資源等に頼らない社会生活基盤の整備を促して復興を加速させるという狙い。元々宇宙開発分野に長けたオーシアが技術供与と初期投資費用を受け持つことでユージア各国から喝采をもって受け入れられた。軌道エレベーターはユリシーズ後最大の国際共同事業となる。
- ISEV
国際軌道エレベーター公社 - ISEVとは、大陸に甚大な被害をもたらした小惑星ユリシーズ被災からの復興をめざし、2011年頃よりユージア大陸南部に建設の始まった国際軌道エレベーターの公共事業体である。
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TACネーム/部隊章
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プレイヤーのパーソナルマーク。プレイヤーのTACネームはトリガーとなる。
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懲罰部隊に描かれる「罪線」。その数が多いほど、犯した罪は重い。
様々な部隊がそれぞれの思惑を抱えて登場する。オーシアもエルジアも一枚岩ではない。